ハードなITの仕事を解決

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ITの仕事は、世の中のさまざまな職種の中でもハードだといわれています。コンピュータシステムは24時間稼働が当たり前となっている一方で、多くの企業では24時間サポートする体制が整っておらず、結果として深夜や休日のトラブルに緊急で対応する必要があるためです。

また、システムを開発する際はスケジュールに沿って進みますが、途中で不具合が見つかったり仕様変更が発生したりするとそれらの対応に追われてしまいます。しかし、システムの稼働日は容易に変更できず、期日に間に合わせるために深夜までの残業や休日出勤が発生するのです。システムを稼働させた直後も不具合や利用者からの問い合わせ対応があり、気が抜けません。システムを本稼働させてからの不具合は緊急で対応する必要があるため、これもITの仕事がハードだといわれる要因です。

ITは、急速にクラウドサービスにシフトしています。これまでサーバを自社内に設置して動かすプログラムも自社開発し、24時間稼働させてメンテナンスをするのが当たり前でした。しかし、最近はサーバはクラウド事業者から借りたり、プログラムが既に完成しているものを自社向けにカスタマイズして利用したりする形態のシステム運用が増えています。クラウド事業者には24時間体制でスタッフが常駐し、プログラムも多くの利用実績がある信頼性の高いものを使うことができるのです。クラウド利用がITの仕事のハードさを解決する方法の1つになります。